掘削不要の支柱路面境界部調査システム
近年、高度成長期のインフラ整備によって大量に設置された鋼製の照明柱、標識柱、信号柱などが経年によって腐食し倒壊する事故が多発しています。そのため、事故防止を目的とした支柱外観目視検査が義務化され、異常があった支柱は全て掘削調査が行われています。キズミーを利用することで事前に埋設部の腐食度合いを測定し、調査対象をしぼりこみ掘削作業の軽減、コストの削減が可能になりました。
超音波調査装置による測定
超音波法を用いて埋設部の腐食を調査します。鋼製支柱の経年変化による強度不足の多くは、埋設境界部の腐食によって生じます。そこで、鋼製支柱に超音波を照射し、その反射波の波形等から腐食の有無、位置、程度を推定します。